英語教育
平和を創り出す
英語教育
日本における英語教育
日本における「英語教育」が大きく変わろうとしています。新学習指導要領では中学年から外国語活動を導入し、高学年は教科化となります。英語の目標として「聞くこと・話すこと(やり取り/発表)・読むこと・書くこと」の4技能の習得による、コミュニュケーション能力の育成と言われています。
今までは、親しむことに重点が置かれていた英語教育から、今後はコミュニケーションを重視した英語スキルを育てることに重点が置かれます。
横浜三育小学校が目指す英語教育
横浜三育小学校では、「聞く・話す・読む・書く」の4技能の育成を長きに渡り実施しており、子どもの視野を広げ、コミュニケーション能力を高める環境が整っています。英語を学ぶ意味は、グローバル社会の中で、互いに理解し合い、自らが平和な世界を創り出すことにあります。
子どもを取り巻く環境が著しく変化している今だからこそ「本当に大切なものは何か」を考え、教育方針に基づきお祈り、暗唱聖句、讃美歌を取り入れ、聖書の教えを英語教育の中でも実施しています。
子どもがどんな環境でも、生き生きと自分らしく、自分の足で歩んでいく力を身に付け、豊かな人生を送れることを目指しています。
横浜三育小学校の
英語教育の狙い
- 建学の精神に基づき、英語教育にお祈り、暗唱聖句、讃美歌を取り入れ、聖書の教えと英語を学ぶことによって、子どもたちの人生を豊かにし、国際人としての基礎をつくる。
- 「聞く・話す(やり取り/発表)・読むこと・書くこと」を取り入れ、英語力を向上させる。
- 言語習得によって、外国語の背景にある文化に対する理解を深め、視野を広げ、コミュニケーション能力を育てる。
- 正しい発音を身に付け、コミュニケーションの基礎となる語彙を増やす。
- 「できた!言えた!通じた!」という学習を繰り返し「英語は楽しくて大好き!」という思いを維持する。
- 中学校から必要とされる文法理解「単語→句→文」を頭の中で組み立ててから、書く習慣を身に付ける。
- SDA※のネットワークを生かし、外国から様々なゲストをお迎えして交流の機会を持つ。
※学校の母体であるキリスト教会組織
英語好きな子どもを育てます
英語の授業は、全ての学年で週2回、45分間の授業時間をネイティブ教員による英会話と公文学習の2つに分かれて行っています。教員1~2人に対して児童10名という少人数体制で行っています。そのため、児童は充分にミュニケーションを取る機会があり、細やかな指導を受けることができます。
英会話と公文学習で「できた!言えた!通じた!」という経験を繰り返し、英語好きな子どもを育てます。
高い英語力を身に着け世界へ
〇 会話クラス
本校の母体であるSDA教会はアメリカを拠点に、世界中に教育活動を展開しています。そのネットワークを生かし、経験豊富なネイティブスピーカー教師が会話クラスを受け持ちます。子どもたちは生きた英語を授業、行事、休み時間を通して身近に感じることができます。
〇 公文クラス
個人に合ったレベルで、聞く、読む、書く、声に出すという学習を繰り返し行います。文法や正しい発音を身に付け、滑らかな音読力を習得できます。自学自習の習慣が身に付くだけでなく、毎日英語に触れる生活ができます。
2つの学習体系の相乗効果は大きく、読み書きの速さや発音の良さは高いレベルに到達できています。公文教材で出てくる単語や文章が会話クラスでも出てくることも多く、英語力の向上に繋がっています。言葉としての英語習得と教科としての基礎力をつけ、世界で通用する高い英語力を身に付けていきます。
低学年
低学年(1~3年生)の目標
- 英語に対して興味・関心・親しみを持ち、進んで学ぶ姿勢を身に付ける。
- 基礎的な表現や学習パターンを身に付け、楽しんで表現する。
- 「できた!言えた!」という経験を積み、コミュニュケーション能力を育てる。
低学年(1~3年生)の学習内容
- ジェスチャーを多く取り入れ、英語で挨拶・お祈り・歌・聖句(低学年用)を覚える。
- Repeatを繰り返し、Yes./ No.や単語での会話ではなく、フルセンテンスで応答する。
- 3学年からフォニックスを導入し、文字と音の関係を習得する。
高学年
高学年(4~6年生)の目標
- 語彙や表現を増やし、英語で発表する力を育てる。
- 自発的に英語内容を発展させ、外国語の背景にある文化や言葉の面白さに気付く。
- 「通じた!」という経験を繰り返し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする。
高学年(4~6年生)の学習内容
- 日直として英語で挨拶・お祈りを行い、聖句(高学年用)を覚える。
- Repeatを繰り返し、英語特有のリズム、イントネーション、スピードを習得する。
- アクティビティを多く取り入れ、児童間の会話機会を増やす。
- 文字と音の繋がりを学習し、文章を読む力を身に付ける。
本校特有の英語プログラム
- 英語検定
年1度、本校を準会場とし英語検定が実施されます。公文学習のレベルによって、5級~2級までの受験を薦めています。希望児童には、放課後に補習授業を行っています。
5級・4級はもとより、在校中に準2級に合格する者もいます。
(過去5年実績 準2級8名、3級11名、4級23名、5級44名) - 学習発表会
2月に行われる学習発表会では、1・3・5年生が英語で劇やスピーチの発表を行います。 - イングリッシュランチ、バイリンガルランチ(帰国子女、インターナショナル幼稚園卒園者対象)希望者はネイティブスピーカー教師と会話を楽しみながらランチを食べることができます。
- ネイティブスピーカー教師は、全体学校行事には参加し、児童との交流も盛んに行っています。
- 英語教会
帰国子女やインターナショナル幼稚園出身の児童は、会話力維持のため、週に1度ネイティブの人が集まる教会プログラムに参加できます。 - 放課後クラス
英語に精通した講師の会話クラスを受講することができます。(有料) - SDAのネットワークを生かした交流(海外の教会・大学生・高校生など)