学校紹介
校長挨拶
学校長
野口 秀昭
Hideaki Noguchi
人格教育を伴わない学力偏重教育の弊害は、青少年の心の荒廃として大きな社会問題となっています。全ての判断の基準となる正しい価値観や他人を思いやることのできる豊かな心がなければ、能力を役立てていくことができないばかりか、幸福な人生を歩むこともできません。
横浜三育小学校では、心と頭と体の基礎が形成される小学生の時代に、聖書を通してキリスト教による心の育成を行うとともに、知的好奇心を引き出し、考えさせる指導を通して、自己発展させられる本物の知恵を培っています。浅薄な視点の短い評価によって、ぎすぎすした競争心を煽り立てるのではなく、互いの価値と違いを認め合う中で、それぞれの個性や能力を素直に伸ばしていく教育は、慈しみと細やかな配慮のいきとどくキリスト教少人数教育ならではの特性でしょう。
児童たちが個性を発揮しながら融和し、明るく元気に学校生活をおくる姿と、心清らかに賢さを増していく成長経過を見ていただければ、三育教育の価値をご理解いただけるものと思います。
是非、本校を訪ねてくださり、教育の成果をご自身の目でお確かめください。
沿革
1898年(明治31年)、アメリカに本部を持つプロテスタントのセブンスデー・アドベンチスト(SDA)教会の宣教師、グレンジャー博士によって、東京都港区芝に和英聖書学校が開設された。その後1919年(大正8年)にキリスト教精神に基づく一貫教育の必要性に注目し、小学部、中学部、高等部が開校された。1957年(昭和32年)に亀甲山三育小学校が設立され、横浜三育小学校と改称され現在に至る。
1896年(明治29年) | グレンジャー博士来日 |
---|---|
1898年(明治31年) | 芝和英聖書学校開設 |
1915年(大正4年) | 初めての日本におけるセブンスデー・アドベンチスト教団の小学校、天沼学院付属小学部が杉並村桃井尋常小学校の分教室として開始される |
1957年(昭和32年) | 亀甲山三育小学校設立 |
1992年(平成4年) | 校名を横浜三育小学校と改める |
1998年(平成10年) | 新校舎落成 |