1年生が、生活科で作った凧を校庭で上げました。
凧の絵は、それそれオリジナルのデザインです。
走って凧を上げたり、止まっていても風が吹けば自然に上がったり、それぞれ上がり方に違がありました。凧が上がれば、「うわぁー」と歓声もあがりました。
友だちの凧を持ってお手伝いをするのも楽しそうでした。
2023/02/03
学校生活
1年生が、生活科で作った凧を校庭で上げました。
凧の絵は、それそれオリジナルのデザインです。
走って凧を上げたり、止まっていても風が吹けば自然に上がったり、それぞれ上がり方に違がありました。凧が上がれば、「うわぁー」と歓声もあがりました。
友だちの凧を持ってお手伝いをするのも楽しそうでした。
2023/02/03
学校生活
来年度1年生になる子どもたちが小学校に来てくれました。
5年生のお兄さんお姉さんに案内され、1年教室に向かいます。
1年生から歓迎の拍手で迎えられ、緊張しながら椅子に座りました。
黒板に映し出された絵を見ながら1年生の読み聞かせを聞いたり、お買い物ごっこをしたり、クイズに答えたり、1年生の服装の違い探し(画像⑧⑨)などをしました。色々な遊びを通して緊張もほぐれ、楽しく交わることができました。
準備してくれた1年生、お世話してくれた5年生、そして遊びに来てくれた新入生の皆さん、今日はありがとうございました。また入学式で会いましょう。
2023/01/31
校長室
「選択する力と、互いに学び合う場」
10年以上も前、NHKスペシャル「赤ちゃん・成長の不思議な道のり」という番組を観ました。同じタイトルで書籍も発行され番組の内容を復習しながら読むことができました。人間の一生で最も脳の潜在能力が高いのは、赤ちゃんの時期なのだそうです。生後間もなく歩くしぐさができたり、世界の言語や音の違いを区別できたりするなど、赤ちゃんの知覚能力がとても高いことが科学的研究から実証されてきました。ところが、一旦できたことが生後数ヶ月たつと、できなくなったり後退したりしていくのです。なぜそうなっていくかというと、後退というよりも、自分の環境に最も適した能力を選び、それを自らも、そして環境によっても鍛えられていくというわけです。また、家庭だけで限られた人とだけ過ごしているより、複数の赤ちゃんと接することで、身体能力がぐんぐん発達していくことも実験によって解明されています。人は、ある環境の中で必要な機能がただ自然に身についていくだけでなく、他の存在を模倣したり学習したりしながら、積極的な選択によって成長していくのです。
神様は、はじめに人類を創造されたとき、人を神のかたちに似せて完全なものとして創られました。更に、物事を選ぶという能力、考えを選択する能力を授けました。また、人はひとりでいるのは良くないと言われ、支え合い、学び合うために、パートナーを創られました。先の番組の赤ちゃんの潜在能力や成長の道のりに通ずるものを感じます。
正しい選択をする能力を活かしながら、また、他者との関わりを通して成長していくのは、どの年代の子どもも、大人であっても同じです。学校で学ぶ子どもたちは、友達を通して成長し、友達と一緒に成長していきます。友達がいるから、関わる相手がいるから、それにどう対応しうまくやっていくか工夫し選択していく訓練を日々しているのです。今日も誰かと接する中で学びがあったに違いありません。子どもたちの成長を、そして正しい選びを、今後も見守っていきたいと思います。
「兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。」ローマの信徒への手紙12章10節
ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようお祈り致します。
校長 小原義信
2023/01/25
学校生活
2年生は国語の時間に昔の遊びについて学びました。
今日は1年生におはじきやあやとり、けん玉やコマなどの昔の遊びを教えていました。
それぞれのブースを回りながら遊び、スタンプカードにシールを貼ってもらっていました。
2023/01/20
学校生活
体育館で児童会遊びをおこないました。
今回はファミリー(縦割りグループ)対抗ジェスチャーゲーム。
一列に並んだ前の人が何の真似をしているのか想像し、次の人に伝えます。
参加している児童はもちろん、周りで見ている児童もジェスチャーでの伝言が途中で変わっていってしまう過程を目撃できて楽しそうでした。
2023/01/16
学校生活
3年生、4年生、5年生は今学期最後のスイミングの日でした。
バスでスイミングスクール近くまで行き、そこから少し歩いて到着します。
しっかり体操をして身体をほぐしてからシャワーを浴び、それぞれの実力にあったクラス別での指導が始まります。
水の中でもコーチの指示をしっかり聞いて、上達できるよう努力していました。
今日は今年度最後の進級テストの日。みんな実力を出し切れたかな?
2023/01/10
校長室
『最も長く遅いマラソン』
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。どのような年末年始をお過ごしになりましたでしょうか。
お正月の話題の一つに箱根駅伝が挙げられますが、私もお正月になると俄かファンの一人として毎年注目しています。今回は公道での応援規制がありませんでしたので、初めて往路の小田原中継地点50メートル手前付近で見物してきました。多くの歓声や並走する関係車両、白バイなどの走行音の中に、間もなく襷を次の走者に渡そうとラストスパートをかけた選手の地面を叩く足音、ハーッハーッという必死の息遣いが、観ている方にもしっかり伝わってきました。中継地点に目を向けると、襷を渡し終えて倒れこむ選手を周りで介抱したり抱えたりする姿も見えました。自然とその場所は感動と声援で盛り上がりました。
数年前のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公でもあった金栗四三は、日本のマラソン史のパイオニアです。日本のスポーツ史として、また、日本人初のオリンピック選手として、とても大きな存在です。また、今年も盛り上がった箱根駅伝の創始にも尽力し大きな影響を及ぼしました。彼のマラソン人生を少しご紹介します。
1912年にオリンピックのストックホルム大会(スウェーデン)で、19か国68人の選手の一人が金栗四三でした。40度もの気温の中行われたこのレースは過酷で、参加68人中、完走できたのは35人。途中で気を失って倒れ、翌日亡くなった選手もいました。金栗も途中で意識を失い倒れてしまいました。
近くの農家の人が倒れている金栗を介抱します。金栗が目を覚ましたのは、既に競技も終わった翌日の朝でした。普通なら、競技を棄権したということになるのでしょうが、手違いで棄権の意思が大会本部に伝わらず、金栗は「競技中に失踪し行方不明」とされてしまいました。
それから55年後の1967年3月、金栗のもとに一通の招待状が届けられます。それは、「あなたは行方不明になっています。ストックホルム大会55周年の記念式典に来てマラソンをゴールしてほしい。」というものでした。76歳になっていた金栗は記念式典の中で、用意されていたゴールテープを切りました。スウェーデン・オリンピック委員会は「これをもってストックホルム・オリンピックの全競技日程を終了する」と宣言しました。
ここに世界でもっとも長く遅い公式マラソン記録が刻まれました。(54年8ヶ月6日5時間32分20秒3)
2023年がスタートしたばかりです。ひたすら自分の目の前の道(学んだり働いたり生活すること)を走り続けることや、与えられた持ち場で精一杯励むことは、人生というマラソンを走るうえでとても大切なことです。しかし、時にはうまく進めなかったり疲れてしまったりすることもあるでしょう。そこには応援する人、心優しい人、介抱してくれる人、そのような人々のおかげで再び走り始め、ゴールすることができます。長い時間をかけなければいけない時もあるでしょう。時々歩いたり、立ち止まったり、寄り道したり、休んだりしながら、それでもゴールを目指して進んでいきましょう。思いもよらない、豊かで喜ばしいゴールが待っているかもしれません。あるいは、「あなたは行方不明になっていませんか?ぜひ私のもとに来てゴールしてください。」という招待状が神さまから届くかもしれません。
皆様にとって新しい年がすばらしい出会いと喜びあふれる一年となりますようにお祈りいたします。
「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」フィリピの信徒への手紙3章13~14節
ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようお祈り致します。
校長 小原義信
2022/12/23
学校生活
「戦」~「神の武具」
今年の世相を表す漢字として第一位に「戦」が選ばれました。ちなみに第二位は「安」が選ばれ票数も僅差だったようです。
「今年の漢字」は、漢検でおなじみの(財)日本漢字能力検定協会により、漢字の普及啓発・日本文化の発展を目指す活動の一環として始まりました。およそ四半世紀以上続いており、すっかり年の瀬のイベントとして定着しています。
今年は、スポーツの話題や、世界各地で起こっている戦火、軍事的な攻撃など、「戦」につながるような出来事が多くありました。また、私たちの身近においても大小に関わらず何かしらの戦いがあったかもしれません。心の中に苦難や葛藤といった戦いがあるかもしれません。今回、「戦」を皆さんはどのように解釈したり話題にしたりしているでしょうか。
聖書の歴史上たくさんの戦いが記録されています。国や民族間の戦争、武力による占領などが各時代にありました。聖書には古代オリンピックが行われた時代もあり、競技場での選手の戦いの様子も記されています。一番大きなテーマは聖書の神様とそれに反する立場の戦いです。(善と悪の戦いと言われています)
小学生が演じたクリスマス会のオペレッタや劇にもそのような場面がありました。
1,2年生が演じたイエス様の誕生は、ローマ帝国に占領され統治されたユダヤの国での出来事です。イエス様の誕生にまつわる人々にとっても、様々な戦いの連続でした。
3,4年生が演じたダニエルの物語も、バビロニア帝国に占領されたユダヤの国から捕らえられてきた人たちの話です。神様に忠実に従ったことによって信仰の戦いがありました。
5,6年生が演じた善いサマリア人と杉原千畝の行動も、ある意味で戦いでした。心の中での戦いや葛藤もありました。杉原千畝は、最初の妻(ロシア人)との出会いの影響により正教会に入信しクリスチャンになったことで、自分を犠牲にしてまで多くのユダヤ人を救うために身を奉げたのではないかとも言われています。
戦いには、身を守るための武具が必要です。聖書には、神様に従い神様に忠実な者も戦いのためには「神の武具」を身につけなさいと書かれています。その中には「盾」と「矛(剣)」があります。盾とは、神様を信じ、イエス様の救いを信じる信仰のことで、矛(剣)とは、神の言葉を読み、語り、祈り続けることであると書かれています。(エフェソ信徒への手紙6章13~18節)
イエス様の誕生の場所に集まった人たちもいろいろな戦いの中にいたかもしれませんが、神の武具を付けていたので、イエス様の誕生という平和と喜びの場に集まることができました。ダニエルの仲間であるシャドラク、メシャク、アベドネゴも神の武具を付けていたので、燃える炉の中から救われました。善いサマリア人も神の武具を付けていたので、たとえユダヤ人に忌み嫌われていても倒れているユダヤ人を隣人として助けました。杉原千畝も神の武具を付けていたので、ユダヤ人を救うという戦いに勝利しました。
クリスマス会で児童が伝えたように、私たちの様々な戦いや心の葛藤において、神の武具を身に着けることによって、必ず平和という勝利にたどり着くことを覚えたいと思います。
皆様にお一人お一人に、神様の祝福と平和と喜びに満たされるクリスマスとなりますようにお祈りいたします。そして、来る新しい一年も素晴らしい年となりますようにお祈りいたします。
校長 小原義信