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校長先生からのメッセージ(5月)

2022/05/27

校長室

「恵みの雨」と「命の水」

 今年度の運動会は、ちょうどいい天候(くもり)に恵まれ、開催することができました。保護者の皆様には、開催のための様々な感染予防の対応にご協力いただき、また、練習してきたことを一生懸命発揮し活躍する児童の姿を応援してくださり、ありがとうございました。

運動会当日の前後は、時折強い雨が降ったり、風や雷もあったりと、安定しない日が続いていました。晴れれば気温も上がり熱中症予防のために水分補給が必要です。これから梅雨の季節にもなりれば、天候不順や気温・気圧の高低差など、体にとってはうっとうしく、子どもの健康にも影響してくるかもしれません。

雨は地を潤し作物の生育のために不可欠です。人間にとっても水は、生きていくために空気に次いで最も重要なものです。これから更に気温が上がれば水分補給がますます必要になります。また、適度な水分補給は、自律神経の働きを整え体内環境を維持する事にも効果的です。入浴や温かいシャワーを浴びることは、血のめぐりを良くし、高い湿度のせいで体内に溜まった汗や老廃物を排出してくれます。

水分補給や入浴も「恵みの雨」によってもたらされた水の効果です。

水以外にも私たちの身の回りには求める前から与えられたり備えられていたり、気付かないうちに沢山の「恵みの雨」が降り注いでいるのです。

聖書の記録には水に関する言葉や物語が多く書かれています。

ある時、イエスキリストは、井戸に水を汲みに来た女性と出会いました。その女性に「水を飲ませてください」と頼みました。その後に続く会話の中で、イエスキリストが与える水は「決して渇くことがなく人の内で泉となって湧き出る」と女性に対して言われました。

人間の体には、水分が子どもで70%、大人で60%ぐらいあると言われています。その内たった数%不足しただけで喉が渇くだけでなく、場合によっては体調不良や脱水症状に至ってしまいます。

イエスキリストが与える水、「命の水」、心の泉と言ってもいいかもしれません。それが渇くと心の脱水症状になるのです。すなわち困難、混乱、痛み、不安の状況から抜け出せなくなってしまう状況に陥ってしまうかもしれません。聖書は、物語の女性が、まさに痛みや困難という暗く深い井戸に落ちてしまった姿を表しているようです。イエスキリストの存在を知った女性は救われ、「命の水」を飲むことができました。それは、自分が愛されている存在であること、生きる意味や価値のある存在であることに気付いたということです。そして、永遠に渇くことのない「命の水」すなわち平安、喜び、赦し、希望で満たされたのです。

三育小学校で聖書を学ぶということは、言いかえれば「恵みの雨」に気付き、「命の水」を飲むことだと言えるのではないかと思っています。

「涸れた谷に鹿が水を求めるように/神よ、わたしの魂はあなたを求める。」詩編42: 2

ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようお祈り致します。

校長 小原 義信

 

第63回運動会

2022/05/15

学校生活

皆様のお祈りとご協力により無事に運動会を行うことが出来ました。

前日までの雨のおかげでグラウンドの埃も抑えられ、涼しく気持ちの良い気温も与えられ感謝です。

ラジオ体操でしっかり体をほぐし、学年ごとの徒競走、親子競技、リズム体操、弟妹さんのかけっこ、和太鼓、鼓笛、全校リレーの前には保護者有志によるリレーもできました。写真は競技前の試し走りです。

しっかり休んでまた火曜日に元気に会えるのを楽しみにしています。

  

   

   

運動会リハーサル

2022/05/10

学校生活

運動会のリハーサルをおこないました。

親子競技の練習では、頼りになる6年生が1・2年生の親の代わりとなってくれました。3・4年生は大きな玉を力を合わせて運びました。5・6年生は小さなシーソーから跳ね上げられた玉入れの玉をカゴでキャッチします。本番では親子の絆が試されるかも!?

1・2年生の可愛らしいリズム体操、3・4年生の力強い和太鼓、5・6年生の格好いい鼓笛は今日が本番でも大丈夫なくらいの仕上がりでした。

全校児童でバトンを繋ぐリレーも自分のベストを尽くして一生懸命走りました。

今年の運動会テーマは、「ゴールの先の笑顔を信じてがんばろう」です。児童がどの種目においても精一杯頑張り、一人一人が輝く運動会になるようにと期待しています。全てが神様に守られ楽しく過ごせますよう、皆様のお祈りをお願いいたします。

   

   

 

 

リレーの練習と苗植え

2022/05/06

学校生活

全校児童でリレーの練習をしました。

1年生の可愛らしい走りからだんだんと学年が上がるにつれてしっかりとした走りになっていく姿に子どもたちの成長を感じます。運動会本番に向けて毎日色々な種目に挑戦しています。運動会まであと少し!

 

2年生は生活の時間に野菜の苗を植えました。土づくりから準備を頑張ったみんなの愛情を受けて元気に大きく育ちますように。

  

   

 

校長先生からのメッセージ(4月)

2022/04/29

校長室

運動会テーマ『ゴールの先の笑顔を信じて頑張ろう』

 運動会は、地域によって違いますが、一学期5月頃から順に行われるようになってきました。以前は、1964年10月に開催された東京オリンピックを機に、秋の運動会が主流でした。それが、学校のスケジュールの事情や気候的な理由から、春へ移行された学校が増えてきました。

大人になって皆さんも、自分が子ども時代の運動会をなんとなく懐かしく感じるのではないでしょうか。今は、自分の子どもの運動会に、親のほうが張り切ってしまうことも珍しくありませんね。

今年も横浜三育小学校では新学期の授業がはじまってから、運動会の練習も同時進行しています。運動場から聞こえてくる鼓笛の演奏の音や和太鼓の音、ダンスのためのリズミカルなBGM、競技のスタート合図の笛や掛け声、「タッタッタッタッ」という足が地面をたたく音など、聞いている方もワクワクしてきます。時には日差しの強い時間の練習もありますが、暑い中、本当によく頑張っています。

 今年も、新型コロナ感染予防のために、児童、保護者、教職員のみで運動会を行います。いつも教会の皆様や近隣の皆様に応援していただいていましたが、ご招待できず残念です。

運動会は文字通り体を使って個人やチームと競ったり、演奏や演技をしたり、仲間と協力してゴールを目指すといったものです。しかし時代と共に様変わりしてきました。

運動会の歴史は古くは明治時代にさかのぼります。海軍兵学校で開催されたのが、日本初の運動会と言われています。

その当時の海軍兵学校は、イギリス海軍式教育を導入しており、海戦や陸戦をまねた種目も行われるなど、当時の運動会は戦争や国の政策が大きく影響していました。日本が軍国主義や戦時下になると、運動会は、優秀な兵士を育てることが目的で行われていました。

現在の運動会は、体力向上と協力(協調性)を重点として開催されることがほとんどです。学校教育の中の大きな行事の一つである運動会は、戦闘訓練だった時代の流れとは違い、共にチームワークを築き合い、あるいは親睦を深め合う行事となっていきました。

今年度の本校の運動会テーマは「ゴールの先の笑顔を信じて頑張ろう」です。ゴールテープを切る喜びもあるでしょう。順位がどうであれ、頑張ったという達成感の「ゴール」もあるでしょう。演奏やダンスをやり切ったという喜びの「ゴール」もあるでしょう。また、応援している人たちが、どの競技でもどの演奏・演技でも、「ゴール」した子どもたちを見てその頑張りを喜ぶ笑顔もあるでしょう。

運動会前からその様子が想像できるテーマが選ばれたことを、私自身も嬉しく笑顔になります。

運動会で一位を取ったり、成功したり、うまくいったら、我が子はもちろん、お友達にも笑顔で褒めてあげると思います。一位じゃなかったとしても、うまくいかないことがあっても、「頑張ったね」「思い出がたくさんできてよかったね」と笑顔で励ましてあげてください。

「見よ、兄弟が和合して共におるのは、いかに麗しく楽しいことであろう。」

(口語訳聖書・詩篇133篇1節)

ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。

校長 小原義信

 

運動会の練習

2022/04/25

学校生活

運動会にむけての練習も頑張っています。

全校児童で開会式と閉会式の練習をしたあと、順番に学年別の練習をしました。

1年生と2年生は大きな旗を持って曲に合わせて大きく振ります。

3年生と4年生は和太鼓です。気持ちを一つにして大きな音を響かせました。

5年生と6年生は鼓笛。楽器を持ち演奏しながらのマーチングも頑張りました。

今年度も入場制限がある中での開催となりますが、楽しく運動会を迎えられますよう祈っています。

  

  

 

 

歓迎会&ピクニック

2022/04/22

学校生活

チャペルで児童会主催の新入生と転入生への歓迎会をしました。2年生が作ったレイを1年生と転入生にかけてあげました。1年生と2年生はチャペルで、他の学年はそれぞれの教室で画面越しに歓迎会の様子を見ました。

歓迎会のあとはズーラシアにピクニックに行きました。1年生から6年生までの縦割りのファミリー別に行動し、1年生の希望を取り入れながら6年生が考えたコースをまわることが出来ました。お天気にも恵まれ、楽しい1日を過ごすことができました。

 

   

   

   

1年生と6年生

2022/04/15

学校生活

登校してから授業が始まるまでの時間、6年生が1年生のお世話をしています。

ランドセルの中身を片付け、制服から体操服に着替え、着てきた制服をハンガーにかけて所定の場所に持っていく。6年生も1年生の時に当時の6年生に教わりました。準備のできた子は6年生に本を読んでもらいます。6年生が穏やかなので、1年生もゆったりとした気持ちで接することができているようです。とても微笑ましい光景に心が温かくなります。

   

   

   

校長先生からのメッセージ(4月7日)

2022/04/12

校長室

「新年度へのチャレンジ」

4月に入り、学校の周辺の桜が満開となり、今週は、花びらが美しくひらひらと散っていく様子に変わっています。この時期にしか味わうことができない景色を楽しんでおりました。また、その様子は、進級する児童、そして新入生を祝い歓迎しているようにも感じ、いつしか登校してくる児童を想像しながら学校の玄関前から桜を眺めているときもありました。

春休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。コロナの感染がいまだに収まらない状況ですので、様々な気遣いもあった春休みであったかと思います。

さて、皆様にはいつも三育小学校の教育活動にご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。皆様のご協力と神様のお導きのうちに、本日新年度をスタートすることができましたことを重ねて感謝いたします。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者をはじめご家族の皆様方にも心からお祝い申し上げます。また、在校生の皆さんもそれぞれ一つ上の学年に進級し、新たな気持ちを持って新学期を迎えたことでしょう。三育小学校の児童一人ひとりが、今年度もそれぞれの可能性に向かって力強くチャレンジし、様々な学習活動を通して心身ともに調和のとれた発達を成し遂げていくことを期待しております。

ずっと前のことですが、東京に住んでいた頃にこんな場面を見ることがありました。

混んでいる地下鉄で、ある男性客が座れずに立っていると、一人の老婦人が乗り込んでくる姿に気がつきました。弱々しく立っている姿を気の毒に思ったのですが、譲る席はありませんでした。しかし、この老婦人の近くの座席に一人の少年が座っているのが見えました。少年は、まだ老婦人には気づいていません。しばらくして立っている男性と少年の目が合いました。そのとき、即座に男性は少年にニッコリとほほ笑みかけ、老婦人と少年を交互に小さく指をさし、指先をくるくる回しました。すると、少年は何のサインかすぐに気づきサッと立ちあがり照れくさそうに席を譲りました。男性、老婦人、少年の顔には笑顔がありました。こんな小さなサインに反応したことが、三つの大きな喜びにつながったのです。

三育小学校が、このような小さなサインに反応できるような少年少女で溢れる学校であるようにと願っています。

今年度も本校の校訓のもと、「イエス様のように・What Would Jesus Do?」という目標で教育活動を進めてまいりたいと思っています。

私たち一人ひとりは神様に愛されている存在です。神様によって愛され生かされている自分自身に気づくことで、周りを愛することもできるのです。小さなサインに気づくとは、愛する行為を実践できる姿ではないでしょうか。このことを教師も児童も聖書の教えを通して自覚しながら、教育活動に取り組んでいきたいと思います。

新入生にとっても、在校生にとっても新年度が素晴らしい一年となりますようにと願っています。ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようお祈り致します。

校長 小原 義信

入学式

2022/04/11

学校生活

2022年度入学式。

気持ちの良いお天気の中、第66回入学式が行われました。入学前からプリプライマリークラスで通った学校に、これからは毎日登校することができます。学年を超えてたくさんのお友だちができることでしょう。元気に通うことができますようお祈りしています。