6年生が今までの人生の中で経験したことを通して神様がどのように守り導いて下さっているかを話してくれました。
2022/02/25
イベント
登校時は曇りだった空模様も駅伝大会が始まる頃には気持ちの良い青空が広がり、温かい日差しの中気持ちよく走ることができました。
ファミリー(縦割り)別で1年生からスタートして6年生までタスキを繋ぎ、今まで練習してきた成果を生かし、アップダウンの激しいコースでしたが自分のペースを考えながら持てる力全てを出し切って頑張りました。
2022/01/31
校長室
『改めて「ありがとう」の効力』
iPS細胞の研究開発でノーベル賞を受賞された山中伸弥さんと、脳科学者で小児科医の成田奈緒子さんが対談している内容の本『子育てを語る』を手にしました。お二人は同じ大学の医学部で同級生として学び、研究室も同じだったとか。現在、それぞれ別々の医学の道で第一人者としてご活躍です。
本の中に「親に本音を言えない子どもが山のようにいる」という一節がありました。確かにそうだったかなと、自分の子ども時代や、我が子の小学生時代を振り返ると思い当たることもあります。
親に喜ばれたい、というのは子どもの本能です。自分の居場所を確保しておきたいという安心感を無意識に求めるのも子どもです。そして、その安心する居場所を失いたくないと思うのです。時には背伸びをしたり、いい格好をしたり、あるいは噓をついてでも、喜ばれるため、居場所や安心を確保するため、子どもは動きます。
やっぱり子どもがいちばん認めてほしいのは、親なのです。皮肉にもそれが「親に本音を言えない」ことになっているのではないかと成田奈緒子さんは述べています。
以前勤めていた学校で、児童(仮称AさんBさん)のトラブルに出くわしたことがありました。AさんはBさんがやっていることや持っている力をうらやましく思い、BさんはAさんから嫌われているのではないかと思っていました。その裏返しにお互い過激な言葉や強い口調が出てしまったり、相手についての情報やうわさを誇張する発信源になったりしていたのです。どちらも相手よりも弱いと思っているから、あるいは相手に対して劣等感を持っているからだったのでしょうか。本当は遊びたい、一緒にいたいという本音を心の奥にしまい込んでいるように見えました。その気持ちは後から気づくことになるのですが。
いろいろなやり取りがしばらく続き、あることがきっかけで二人はお互いに気づいたことがありました。AさんはBさんを尊敬しているということ、BさんがAさんに嫌われたくないということは、本当は好きなのかも、と。 それから二人は仲良しという言葉以上に信頼し合い、彼女たちの周囲にもそれが伝わり、いい雰囲気となっていきました。
あることがきっかけとは、「ありがとう」の言葉でした。作業のあとの片付けをしたときの何気ない「ありがとう」が、しまい込んでいた本音を呼び覚まし、お互いの尊敬や好感へつながっていったのだと思います。
前出の成田奈緒子さんは「ありがとうがよく聞かれるコミュニティは、自己肯定感が高い人が多い。」「ありがとうは、自分の存在価値を確認している。自己承認を得ている。」と述べています。
「ありがとう」は魔法の言葉とよく言われます。もう一度当たり前に使っている「ありがとう」の効力をためしてみましょう。「親に本音を言える子どもが山のようになる」のではないでしょうか。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」 テサロニケの信徒への手紙一 5章 16~18節
ご家庭の上に神様の祝福が豊か在りますようにお祈りいたします。
校長 小原義信
2022/01/25
学校生活
1年生が生活の時間に「むかしのあそび」に挑戦していました。
全力疾走で凧揚げをしたり、お友だちと一緒に羽根つきをしたりしていました。
2階のベランダから「むかしのあそび」の様子を見ていた事務室の先生が、溝に落ちた羽根を拾ってあげるために行ったのですが、そのまま凧揚げに参加し1年生と一緒に「むかしあそび」に夢中になっていました。一年生も飛び入り参加を歓迎して楽しんでいました。
2022/01/21
学校生活
児童会の役員さんたちがコロナ対策をしながらみんなで遊ぶ方法がないかと考え、ファミリー別(縦割り)で絵しりとりをしました。
久しぶりのファミリーでの遊び、みんなとても楽しんでいました。
2022/01/19
学校生活
チャペルで1年生と3年生が学習発表会の練習をしていました。
舞台を使っての練習は今日が初めてでしたが、クリスマス会での経験を活かして堂々とこなしていました。
動画での配信を楽しみにお待ちください。
2022/01/14
学校生活
2月にある駅伝大会にむけての練習が始まりました。
校庭からスタートし、体育館横の坂を駆け下り、長い坂道を一生懸命のぼり、上級生は住宅地をぐるっと回って、来た道を通って学校に戻ります。
上り坂をすごいスピードで走る子、ゆっくり着実に進む子、自分の体力に合わせてそれぞれが調節しながら走っていました。
あきらめないで最後までやり遂げ、みんな頑張りました。
2022/01/11
校長室
『天につかえ、天に宝を積む』
新年明けましておめでとうございます。皆様はどのようなお正月を迎えましたでしょうか。皆様にとって幸せな一年となりますようお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。寒さはまだ続きます。どうかご自愛ください。
年末年始、世界中の新型コロナ感染状況や、事件・事故、政治や経済の不安定さ、混沌とした状況などのニュースが相も変わらず流れていました。
昨年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」をご覧になった方もおられるかと思います。新一万円札の図柄に渋澤栄一が選ばれたということもあって話題となりました。大河ファンの私もドラマを楽しんだ一人です。幕末から明治へ、時代の混乱と大渦に翻弄された世の中にあって多くの歴史に残る志士たちは、新しい時代を拓くために熱く活躍しました。志士たちは様々な学問を通して、あるいは彼ら自身が尊敬する偉人たちを通して影響を受け、それらを実現すべく厳しい現状を切り開き、当時からは遠い将来(現代)にも影響するような数々の文明や文化を築いていきました。
渋澤栄一は、ドラマにも登場する儒学者や論語にも影響を受けました。後に論語に関する書物をたくさん執筆しています。そこには経済や政治、文化的な背景に、道徳的な思想も多く含まれています。
江戸時代に佐藤一斎という儒学者がおり、人が人間らしく生きるために考え付いたことを「言志四録」という書物にまとめました。佐藤一斎の弟子として教えを受け継ぎ、後に明治維新において日本を動かした志士たちにこの教えを説いたのが佐久間象山という思想家です。象山の塾(学校)で吉田松陰や勝海舟、坂本竜馬などが学び、西郷隆盛も影響を受け、渋澤栄一の手元には「言志四録」がいつもあったという説もあります。
「言志四録」の一節です。
「凡そ事を作すには、須らく天に事うるの心有るを要すべし」(およそことをなすには、すべからくてんにつかうるのこころあるをようすべし)
旧約聖書の中に「預言者の学校」というものが出てきます。預言者は神の知恵を求めます。神につながり神の知恵を持っている者は、どんなに危機的な状態、不安な状態であっても、揺らぐことなくぶれることなく毅然として立ち進んでいきます。聖書の預言者たちは、繁栄のときや裕福なとき、あるいは平穏で安心なときには、これでよいのかと常に警鐘を鳴らしていきます。イエス・キリストは、弟子たちに大切な言葉をたくさん残しました。弟子たちはそれらを聖書に残しました。それは、今を生きる私たちにとって励みであり、救いであり、必要な言葉です。
明治維新の志士たちの多くは聖書にも精通していました。外国に視察に行ったり留学したりする中で西欧文化や思想にもつながる聖書に出会うことがありました。道徳的な思想も多く含む「言志四録」や儒学を学んできた彼らにとって、人の生きる道を示した聖書の教えを受け入れるのは、それほど難しいことではなかったと想像できます。
聖書にも次のような言葉があります。
「天に、宝をたくわえなさい。あなたの宝のある所には、心もあるからである。」マタイ6章20,21節
三育で学んだ一人一人が、天につかえ、天に宝を積み、天を受け継ぐ者となっていってほしいと願っています。
ご家庭の上に神様からの祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。
校長 小原義信
2022/01/07
TOPICS
3学期が始まりました。昨日の雪で交通機関に影響があり、1時間遅れてのスタートでしたが、無事に始められたことを感謝いたします。
子どもたちは校庭に残った雪で楽しそうに遊んでいました。
今年もよろしくお願いいたします。
2021/12/21
TOPICS
二学期は、いちばん長い学期でした。夏から秋、冬と季節も大きく変わります。
今学期はコロナの影響で変則的にスタートしましたが、後半は、ほぼ通常の形態で授業を行い、今日まで守られました。
校長先生は、オリンピック・パラリンピックの金メダルのたとえ話を用いて、一人一人が大切な存在であることをお話ししてくださいました。
“終業式はありがとうの日”と称して、今日はお互いありがとうを伝えあって帰りましょう、と子どもたちに伝えていました。
終業式の直後、早速事務室に“ありがとう”を伝えに来た児童がいました。
明日から冬休みです。児童もご家族も健康と安全が守られますようにお祈りいたします。
Merry Christmas and Happy New Year!