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始業式

2021/04/07

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今日から新しい年度が始まりました。

新しいクラス、新しい先生にドキドキしながらの登校だったことでしょう。毎日楽しく登校できるようお祈りしております。

写真は沖縄三育小学校より今年度から横浜三育小学校の校長となった小原義信先生の始業式でのお話し風景です。

今年度もよろしくお願いいたします。

校長先生からのメッセージ(3月)

「死の陰の谷を行くときも」

振り返りますと、昨年の3月から学校が休校になり、卒業式も在校生は参加できませんでした。しかし、今年度は、昨年から続いた新型コロナウイルスの感染が収まらない中ですが、卒業生、卒業生保護者、在校生そして教職員が集まって、第62回の卒業式を行うことができました。卒業生たちは希望に胸を膨らませて学び舎を巣立っていきました。卒業式の、私からの「卒業生への言葉」の一部を掲載します。

さて卒業、そして新しい出発に、わたくしから皆さんに伝えたいことをお話します。
みなさんは三育小学校で何を学びましたか。そして、その学びは何のためだったのでしょうか。卒業祈祷週でみなさんは、いろいろなことを証してくれました。神様への感謝、決心、後輩に伝えたいことなどを話してくれましたが、全員に共通していたことは、『神様に信頼して、これからも歩んでいきたい。』ということでした。立派な決心だと思います。これこそ、三育小学校が一番大切にしていることであり、学んで欲しかったことなのです。この決心があれば、わたくしは、皆さんが幸せな人生を送ることができると自信を持って言うことができます。
皆さんはパナソニックという会社を知っているでしょう。この会社を一代で築き上げたのは松下幸之助さんという方です。今でも「経営の神様」と言われています。しかし、不景気による業績の悪化、資金繰りの危機、取引先との意見の衝突、そして戦争・・・その人生は常に順風満帆だったわけではありませんでした。
松下さんの著書「道をひらく」の中に「道」という一節があります。次のような文章です。
「自分には自分に与えられた道がある。天から与えられた尊い道がある。どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない。二度と歩めぬ、かけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけ、かきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまるときもあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためにはまず歩まねばならぬ。心を定め懸命に歩まねばならぬ。それが、たとえ遠いみちのように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。」
さて皆さんはこれからどのような道を歩んでいくのでしょうか。ひとりひとりに与えられた、他の人とは違う道があると松下さんは言っておられます。ひとりひとりが将来の夢を描き、しっかりとその道を歩んでいってほしいと思います。
聖書の中にイザヤという預言者が出てきます。紀元前6世紀に、イスラエルはバビロニアという強国に滅ぼされました。主だった人びとがバビロニアの首都バビロンに連れて行かれたのです。国は滅ぼされ、信仰の中心であったエルサレムの神殿も破壊されました。その希望を失くし、囚われの身で過ごさなければならなかったイスラエルの民の一人にイザヤがいました。そのイザヤに神様の言葉が臨みました。イザヤ書55章8節9節に次のような言葉があります。

「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道はあなたたちの道と異なると主は言われる。天が地を高く超えているように、わたしの道はあなたたちの道を、わたしの思いはあなたたちの思いを、高く超えている。」

神様の命令は、「エルサレムに帰りなさい」ということでした。そのふるさとは荒れ果てて、戻っても食べることも飲むこともできないかもしれない。それでも、イザヤは神様の言葉に聞き従えば「良いものを食べることができ、その豊かさを楽しむことができる。」と言います。神様の思いは、私たちが思い描いているものとは異なる。神様の道は、私たちが歩もうとしている道とは異なると言っています。
みなさんはこれからさまざまな困難に遭い、挫折をし、そして失敗もすることでしょう。自分の思い通りに進めないときがあるかもしれません。しかし、神様の思いはわたしたちの思いを高く超えているのです。その歩みに神様のご計画があることを覚えていてください。ぜひこれから経験する様々なことを生かして、着実に夢への階段を登って下さい。そして、神様から与えられた才能を最大限に活かし、社会や人々に役立つ人間になってほしいと思います。

みなさんは卒業にあたって、詩編23編1節を選びました。
「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」
続く4節には「死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。」と約束されています。
これからのひとりひとりの歩む道は違いますが、いつも羊飼いであるイエス様がそばにいてくださいます。イエス様がともにいて下さることを信じて、希望をもって自分だけの道を歩んでほしいと思います。

<学校通信 2020年度 第14号>

修了式

本日、修了式が行われ、無事に今年度を終えることができました。
保護者の皆様のご理解とご協力に、心から感謝いたします。
この1年で、たくさんの学びと出逢いを経験した子ども達は、心も視野も大きくなりました。
来年度も一人ひとりが、自分の良さを輝かせることができる一年となりますように、教職員一同子ども達を共に支えいきたいと思います。

各学年担任より、クラスへのメッセージを掲載いたします。

〇1年生
仲良しのクラスでした。
「小さな野の花でも 主の愛を受けて輝く
バラはバラのように すみれはすみれのように
わたしも このままの姿で ついてゆきます(ノア作詞)略」
個性ある一人一人が、益々輝くようにこれからも見守っていきます。

〇2年生
2年生は、学校の中では一番人数の少ないクラスですが、欠席がほとんどなく、個性豊かなクラスです。4月からは3年生になりますが、学習面だけでなく、友だち関係においても更に良い成長をしていってほしいと願っています。

〇3年生
1年間で大きく成長しました。みんなで遊んだドロケイ、ドッジボール。100ます計算も速くなりました。さんさんと輝いた3年生。これからも、元気に明るく輝いて下さい。

〇4年生
自分たちで考えて行動できる、力のある4年生です。何か困っている子がいると優しくサポートできる温かいクラスで、とても楽しい1年間を過ごすことができました。

〇5年生
男女仲良く、クラスみんなで遊ぶのが大好きな5年生。たくさん遊んで、その中で相手を思いやり、受け入れることを学んでいきました。4月からは最上級生。いいチームワークで学校を引っ張って行ってほしいと思います。

  

  

2021年度前期児童会

2021年度前期の児童会選挙が行われ、児童会役員が決まりました。
新5年生にとっては初めての演説でしたが、候補者たちは、しっかりと自分の言葉で演説することができました。
その姿は頼もしく、新6年生と新5年生の活躍がとても楽しみです。

前期児童会役員からメッセージをいただきました。

児童会会長(新6年生)
新1年生と在校生の皆さまと、“楽しい学校”をつくっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

児童会副会長(新6年生)
しっかりと、会長を支えていきたいと思います。

児童会副会長(新5年生)
新1年生と仲良くなり、支えていきたいと思います。

児童会書記(新6年生)
みんなが読みやすい字で、しっかり記録をとりたいと思います。

児童会副会長(新5年生)
新1年生のお手本になりたいと思います。

  

  

第62回卒業式

青空が広がり、春の香りが学校に届く素晴らしい日に、第62回卒業式がおこなわれました。

~担任の先生から6年生へ贈った言葉~を一部掲載いたします。

先生が、5年生で担任をもった時から、今日の今まで思っていたたった一つのことがあります。
それは、「あなたたちの味方でいたい」という事です。
もちろん悪いことをしたら怒った時もありました。でも、心の底の底では、あなたたちの味方でいたいと思っていました。
なぜなら、先生には絶対的な味方がいるからです。先生が失敗してしまっても、間違えてしまっても、必ず先生の味方でいてくれ、正しく導いてくれる味方です。
それは、イエス様です。

「LIKE JESUS」これは、クラス目標に掲げていましたが、実は、先生の目標でした。「イエス様のように歩む」これは、先生のおそらく一生の目標です。だから、「LIKE JESUS」先生の味方でいてくれるイエス様のように、みんなの味方でいたいと思っていました。これは、みんなが卒業してしまっても、変わらない思いです。

これからみんなが歩む人生は、楽しいこともたくさんあるでしょう。あー幸せと思うことも数えきれないくらいあるでしょう。でも、もしかしたら苦しく、辛く自分ではどうしようなない時があるかもしれません。家族にも相談できない、友達にも言えない、そんな時は、神様にまずお祈りしてみてください。神様は、それに必ず答えてくださいます。それでも、よくわからなくなったら、先生のところに連絡してください。何もできないかもしれないけれど、力になりたいと思っています。あなたたちの味方でいたいと思っています。そのことだけは覚えておいてほしいです。

みんなの新しい歩みの上に神さまの大きな祝福と導きがあるようにお祈りしています。

  

  

  

第62回卒業式について

2021/03/13

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卒業式について
3月14日(日)第62回卒業式が行われますが、新型コロナウイルス感染症対策のため、卒業生、卒業生保護者、在校生、教職員で行いますのでご理解とご協力をお願いいたします。

~卒業する6年生から~

~卒業する6年生から~
家庭科の授業では、自分を振り返る時間を持ちました。
家族、友だち、先生、近所や地域の人達など、多くの人たちに支えられて約12年間を生きてきたことに気がつきました。
そして、今の自分にできることは何かを考え、「感謝」を伝えることにしました。
家族、友だち、先生方にエコバックとメッセージカードを心をこめて作成し、プレゼントしました。エコバックには、贈る相手の好きなものやイメージのイラストを貼り付けました。先生方には、メッセージ動画もプレゼントしました。
6年生一人ひとりの「感謝」の気持ちが、先生方の心に広がり温かくなりました。
本当の優しさとは何かを知っている、前向きな6年生一人ひとり出逢えたことに感謝です。
「こちらこそ、ありがとう!!」

  

  

  

  

卒業祈祷週

今週、6年生による卒業祈祷週の時間が持たれました。
6年生一人ひとりが全校児童の前で、卒業するにあたりメッセージを堂々と語ることができました。
在校生や教職員にとっても、6年生の証を聞くことができたことは、とても恵まれた時間となりました。

子ども達の感想を紹介いたします。

<1年生>
・私も心の声を、聞いたことがあります。
・私は、ケンカした時や困った時にお祈りをしています。困っている人がいたら、お祈りをしてあげたいです。
・ぼくも、家族が一番大切です。

<2年生>
・いのちは、大切なものだと分かりました。こまった時や分からない時にお祈りすると、神さまが助けてくれることが分かりました。わたしも困った時はお祈りしたいです。
・お祈りをしたら、神様が答えてくれることが分かりました。神様はハンナを祝福して望みを聞いてくださいました。なので、私もたくさんお祈りしたいです。

<3年生>
・6年生の話を聞いて、とてもお祈りが大切だと思いました。何故かというと、すぐではありませんが、正しい答えを見つけられるからです。また、友だちと喧嘩しても素直に神様にお祈りをして、仲直りしたいです。
・6年生の話を聞いて、お母さんやお父さんに感謝したいと思いました。お母さんやお父さんに反抗してしまうことがあるけれど、感謝を忘れないようにしていきたいです。
・ぼくは6年生の話を聞いて、短所は視点をかえると、長所になることが分かりました。

<4年生>
・6年生のお話は、すごく良かったです。僕も神様に従って生きようと思いました。
・命の大切さ、家族の大切さを知りました。自分が苦しんでいるとき、誰かが助けてくれることも知ることができました。ぼくも誰かを助けたいと思いました。

<5年生>
・視点を変えて、他の人の立場に立ってみるということを、今後していきたいと思いました。
・6年生の話を聞いて、あきらめなければいつかきっと道は開けることが分かりました。
・キング牧師のように思いやりのある人になりたいと思いました。人はどうしても自分のことばかり夢中になってしまいます。私も神様の声に耳を傾けたいと思います。

<6年生>
・いつも支えてくださる人に感謝したいと思いました。全てのことに感謝し、生活できるようになりたいと思いました。
・両親からもらった体を大切にし、家族を大切にし、生きていきたいと思いました。
・悪い心の声と良い心の声、どちらを選べばよいのか迷ってしまった時、神様にお祈りしたいです。
・心の支えは、いつもそばにあることを知りました。

  

  

  

 

 

校長先生からのメッセージ(2月)

今年度初旬に申請していたタブレット端末がようやく納入されました。文部科学省のGIGAスクール構想による整備事業でしたが、折しも新型コロナウイルス感染拡大のため全国の学校の多くがオンライン授業を行うことになり、申請が殺到したため納入時期が大幅に遅れることになりました。今年度、十分に利用してもらうことができず申し訳ないと思いますが、残りの時間できるだけ活用できればと思います。

7年前の学校通信にネット依存について、次のような引用文を掲載しました。

「厚生労働省研究班の調査でインターネット依存の疑いの強い中高生が推計で全国に52万人いるという結果が発表されました。この数は全国の中高生の実に8%ということです。研究班は、多くの若者がパソコンやスマートフォンなどで情報交換やゲームに没頭し、日常生活や健康に影響が出ていると指摘しています。調査の質問項目の中には、ネットを使う時間を短くしようとすると落ち込みやイライラを感じるか、熱中しすぎを隠すため、家族にうそをついたことがあるか、問題や絶望、不安から逃げるためにネットを使うといったものがありそんな傾向の強い生徒が多くいることになります。」         岡田尊司著 『脳内汚染からの脱出』 (文春新書、2007年)

この本は2007年出版の本ですが、それから14年経ち、情報社会はさらに発達し、それにともなうさまざまな問題が起こっています。インターネット依存の子どもの数は更に増えているでしょうし、低年齢化も進んでいると思います。

最近出版された「スマホ脳」という本の帯には次のような文が書かれています。

「1日4時間、若者の2割は7時間使うスマホだが、スティーブ・ジョブズを筆頭にIT業界のトップは我が子にデジタルデバイスを与えないと言う。なぜか?

睡眠障害、うつ、記憶力や集中力や学力低下、依存、最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ」

アンディッシュ・ハンセン著 久山葉子訳 『スマホ脳』(新潮新書、2020年)

著者はデジタルデバイスを否定しているわけではなく、その使い方についての提言をしています。技術の発達によって以前では考えられないほど情報の発信や収集が容易になってきました。また、インターネットは便利で大きな可能性があり、世界中とつながることができますが、それを悪用する人もいます。自分自身や社会に及ぼす影響を十分に理解し、一人一人が意識して自分の身を守る心を育てていきたいと思います。ご家庭でもデジタルデバイスに触れる機会がありますので、その使い方にご留意いただければと思います。

さて、久しぶりの校外での学校行事、駅伝大会が行われました。整備されたトラックで思う存分走ることができました。応援してくださった保護者の皆様ありがとうございました。

駅伝大会のあと学校に戻り6年生を送別するお別れセレモニーでは、在校生から6年生へ感謝と、新たな中学校生活へのエールを送り、6年生が感謝と決心を述べました。毎年、この行事が終わるといよいよ卒業が目の前に迫ってきて、卒業を意識しはじめます。来週は卒業祈祷週がもたれ、6年生が小学校生活の中で経験したさまざまなことから証しします。この証しは後日、動画配信する予定です。

いよいよ3月になり、締めくくりの月となります。残り少ない日々を大切に過ごしていきたいと思います。

<学校通信 2020年度 第13号>

 

駅伝大会&さよならセレモニー

青い空が広がる中、三ツ沢公園補助陸上競技場にて『駅伝大会』がおこなわれました。保護者の方も、応援にかけつけてくださり大きな拍手をおくってくださいました。
“みんなで協力しよう”をテーマに全学年500m~1250mを走り抜きました。子ども達が前を向いて一生懸命に走る姿は、本当に素晴らしく感動しました。
午後は『お別れセレモニー』が、校内でおこなわれました。6年生へ下級生から心のこもったメッセージやプレゼントが渡されました。6年生は照れ隠しをしながらも、本当に嬉しそうでした。
『駅伝大会』『お別れセレモニー』と盛りだくさんの一日でしたが、子ども達にとって心に残る一日となりました。