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2学期がはじまりました

本日、2学期の始業式を行いました。
子どもたちが、元気いっぱいに登校してきました。
夏休みの思い出を先生やお友だちに話したり、一緒にんだり楽しい時間を過ごしていました。
身体測定も行われ、背がぐーんと伸びた6年生に驚きました。
2学期も、子ども達が安心して楽しく学べる環境を整え、様々な経験や出会いの中で成長していく時間にしたいと思います。

  

    

 

 

~卒業生~

卒業生が顔を見せにきてくれる場所は、学校だけではありません。
毎週土曜日、聖書を学び、楽しいアクティビティーを行った「教会」にも、長期休みになると多くの卒業生がきてくれます。
先生方も毎週教会にきているので、久々の再会を喜び合うことができます。
先生より背が大きくなり、声も変わり、大きく成長した姿にいつも驚かされます。しかし、大人になった顔にも懐かしい笑顔が残り、何気ない会話の中には変わらない姿もあり嬉しさも感じます。
「学校」と同様に「教会」も、子ども達にとっていつでも帰れる場所です。
いつも応援し、お祈りしています!!

  

自ら平和を創り出す人へ

平和を願い、今日を迎える方も多いのではないかと思います。

本校では、「平和学習」に取り組んでいます。
その一環として、6年生の修学旅行は沖縄に行っています。
(今年度の修学旅行は、延期しております)

修学旅行を終えた児童の言葉を紹介いたします。
「私たちは、修学旅行の前に事前学習をしてきました。でも沖縄に行き、いろいろな資料を見て、事前学習ではわからないことがたくさんありました。旧海軍司令部壕の中など実際に見ないとわからないことがたくさんありました。しかし、私たちが、どれだけ戦争のことを勉強しても戦争を体験しないとわからないことはいっぱいあると思います。しかし、この体験は、しなくてよい体験です。もう2度とこのような体験をしないために、平和な世界を大事にしていきたいです。」

戦争は、遠い昔の話でも、遠い世界の話でもありません。
まずは「知る」ことからはじめる平和学習。
子ども達は「知る」学びを通して、自らが平和を創り出していきます。

※平和学習の取り組みや沖縄修学旅行の様子は、学校HPの『学校説明会』ページに掲載されています「横浜三育小学校ダイジェストムービー」または、同ページの下方にあります「第1回 学校説明会ページ」をご覧ください。

(2020年8月13日 学校の校庭から撮影)

 

卒業生が遊びにきてくれました

1学期最後の日に、横浜三育小学校を卒業した中学生が遊びにきてくれました。
卒業生は「机が新しくなっている」「いすが小さい」などと話し、懐かしい気持ちでいっぱいになったようです。
在校生も大喜びで駆け寄り、学年を超えて仲の良い学校ならではの姿を見ることができました。
そんな中、卒業生の来校に誰よりも喜んだのは、言うまでもなく先生方でした。
6年間という時間を共に過ごし、中学校へ送り出した先生方には卒業生一人ひとりとの思い出があります。
成長した卒業生の姿は、喜びであり、励ましであり、何よりの贈りものです。
横浜三育小学校を卒業した子どもたちは、いつまでも“三育ファミリー”です。
またいつでも顔を見せにきてください。

  

校長先生からのメッセージ(8月)

今回のコロナウイルス感染拡大という未曾有の出来事の中、学校としてもさまざまな対応をしているところですが、そのような中で今学期を終えることができますこと、これも保護者の皆様のご理解と多大なご協力があってのことでした。本当にありがとうございました。
子どもたちも、4月から2ヶ月半という休校があり、その後の変則的な学校生活で戸惑うこともあったと思いますが、みんなよく頑張りました。休校中のオンライン授業もストレスの中で受けた子どももいたことと思います。教職員も画面上で見る表情や仕草では、何を考えているのか、理解しているのかはきちんと把握できません。顔と顔を合わせて、直接言葉を交わし、コミュニケーションをとることがいかに重要なことであるかを、今回のことで改めて感じました。そしてコロナ禍で以前と同じように、コミュニケーションができないもどかしさを感じますが、これを機に、今までとは違った学習のあり方を考えていく必要を感じています。
さて、当初の予定より終業日が延びて短い夏休みとなりますが、子どもたちには有意義な夏休みを送ってほしいと願っています。日本全体がいつもとは違う夏になると思いますが、その中でも成長できることに取り組んでほしいと思います。
今年の3月、読売新聞に「国語力が危ない」という特集記事が3回にわたって掲載されました。その中で強調されていたのは語彙力の大切さでした。現代の若者が使う「エモい」という言葉を例に挙げていました。大辞林にも収録されている言葉で「(主に若者言葉で)心に響く。感動的である」という意味です。記事の中で、ある就職活動会社の方が、若者がこの「エモい」をさまざまな感情表現として使うことを心配していると言っておられました。なんでも「エモい」で片付けられると、何を言いたいのかわからず困る場面がでてくるというのです。さらに語彙力の大切さについて(「東大読書」東洋経済新報社)の著者である西岡さんのことが紹介されていました。

(以下、読売新聞2020年3月28日朝刊記事より)
高校2年生の時の全国模試の偏差値が35だった西岡さんによると、日本語を知らないと英単語が覚えられない。示唆の意味が分からず、『suggest』が頭に入ってこないという具合だ。他教科でも問題文が理解できずに答えを導き出せないことが多い。『語彙力がすべてのベースになっている』と気づいた西岡さんは多くの本を読んで語彙を増やすなどして、2浪の末に東大合格を果たした。~中略~ 東大に入り、友人たちの語彙の豊富さに驚いた。LINEのやりとりも、「了解」と「諒解」を区別して返信がくる。『終わりの意味を持つ【了】は話の最後に使われ、途中ではあえて【諒】を使う。状況に応じて言葉を選んでいる』と西岡さんは話す。」
そして、記事では語彙力を増やす手段として、小さな時に本と親しむ経験の大切さが書かれていました。夏休み、一冊でも多く読書に親しむ時間を持ち、物事を深く考え、相手に自分の気持ちをきちんと伝えられる、語彙力を増やしてほしいと思います。
子どもたちが安全で健康に夏休みを過ごし、二学期に元気で登校してくることを教職員一同願っております。
ご家庭の上に神様の祝福が豊かにありますようお祈りさせていただきます。

<学校通信 2020年度 第5号>

終業式

本日、終業式が行われ、無事に1学期を終えることができました。
保護者の皆様のご理解とご協力に、心から感謝いたします。
また、子ども達の「今を楽しむ」という姿に支えられた時間でもありました。
神さまが一人ひとりを価値ある存在として愛してくださっているように、子ども達一人ひとりをかけがえのない大切な存在として愛し、2学期も子どもたちの成長に関わらせていただきたいと思います。

各学年担任より、1学期終えてのクラスの様子紹介いたします。
〇1年生
間違えても誰も笑わない、遅くても誰も文句も言わない、“みんなちがってみんないいんだ”ということを知っている、思いやりのある友だちと自然が大好きな1年生です。

〇2年生
活発な女子とマイペースな男子のクラスですが、仲が良くドッチボールや鬼ごっこをよくしており、欠席する子どもがいない本当に元気な2年生です。

〇3年生
個性にあふれ、さんさんとふり注ぐ太陽のように明るく、“がんばる力”を持っている素直な3年生です。

〇4年生
何にでも興味を持ち、色々なことにチャレンジする子どもたちで、エネルギーに満ちあふれている4年生です。

〇5年生
“笑い声がひびくクラス” “楽しいクラス”と自分たちが言うほど、高学年になっても男女一緒に遊ぶことが多いクラスです。お互いを認め、フォローしあうことができる優しい5年生です。

〇6年生
今年の目標の中に “下級生を助けたい、お手本になりたい”など他者を意識した目標が多くありました。沖縄修学旅行に向けて平和の学びをすすめる中でも、自分や他者と向き合う姿をみることができ、将来が楽しみな6年生です。

  

  

公文音読発表会

公文音読発表会を行いました。
英語を聞き、真似して言う、それを繰り返すことにより発音や抑揚が身に付きます。
緊張しながらの発表でしたが、友だちや先生から大きな拍手をもらっていました。
子どもたちが「言えた!」という喜びをたくさん感じ、自信につなげてほしいと思います。
2学期は全学年で行う予定です。

また、休校中も公文学習教材を郵送でやり取りし、Zoomで音読確認を受けながら熱心に取り組みました。
音読力がついた児童や公文学習に意欲的に取り組む姿勢が身に付いた児童が多くいました。
反対に「文法を理解しながら学習をすることの難しさ」に、改めて気づく機会となりました。そこで、学校再開後は文法を理解しながら学習を進めることができるよう、一人ひとりの児童にあった対応を行いました。2学期はさらに文法を確実なものとするため作成した「オリジナル文法ノート」を活用しながら、児童の学習を助け、力をつけていきたいと思っています。

  

  

元気いっぱいの1年生

学校が再開し、1カ月が経ちました。
先日、学年ごとのオンライン懇談会が行われました。
1年生の保護者の方から「楽しんで学校に通っている」「学校であったことをよく話してくれ、すっかり学校に慣れたようで安心している」などの話がありました。
通常とはいかなかった1年生のスタートでしたが、4月から行ったZoomでの授業で先生やお友だちとの関係も結ばれていたせいか、再開した学校では「やっと会えたね」とすぐに仲良くなる姿が見られました。
最近は、教室で育てているカブトムシやアゲハ蝶の幼虫、朝顔の花の色水に夢中です。休み時間にはカマキリやバッタを捕まえ観察しています。
「カブトムシね、死んじゃったんだよ」とそっと土の上に置く子ども。「朝顔の色水は、家に持って帰ると茶色くなるんだよ」など、自然から学んでいる子どもたちです。
時に怖さを感じる自然ですが、自ら自然を学び、自然を愛する1年生の子どもたちに、改めて「自然の大切さ」教えてもらいました。
  

  

~読書~

毎朝、10分間読書を行います。
図書室には約6000冊の本があり、各教室には教科書に出てくる本などが揃えられています。
本校独自の「おすすめ100冊」の本や様々なジャンルの本などを通常は2冊、長期休みは5冊借りることができます。
1年生も図書室の利用の仕方を学び、楽しそうに本を借りにきています。
雨の日が続いていますが、お気に入りの本と出会い自分の視野を広げる時間になってほしいです。

  

  

 

七夕競書(書写)

毎年恒例、4.5.6年生の七夕競書が行われました。
姿勢に気を付けながら、手本を見て、書き出しの字の位置を探し、とめ、はね、はらい、長さ、間隔など細かいところをしっかり見てかくように指導します。
観察力と集中力を研ぎ澄まし、書き上げる子どもたちの “文字” には、美しさと力強さを感じます。